自分の机の引き出しにしまった日記ではなく、大衆に向かってネットで言葉を吐き出すのは、形は違っても駅前大通りで独りゴト言ってるようなもんで…どう言い繕っても変人だわね。
そもそも何かを書くことってホントはとてもとても格好の悪い恥ずかしい行為だから、ハッと気づくと穴に入ってしまいたくなったりします。
普通、対話というのは相手がいる。でも、自サイトでいくら語っても、こっちは相手がいるつもりなんだけど、実際は誰もいない…のかもなーと思ったりする。壮大な「スルー」に耐える日々は自分の空回りを知るのにぴったし(爆)。それでもやめない自分とは何か?
かくして、自サイトいじってるときの私はいつだってとても深い孤独の淵にいます。
いまそこでこれを読んでいるあなたよりも、PCの前の私は孤独です。
でも、孤独はなかなか良きトモダチ。いちばん私と仲が良い。まるで柔らかな繭の中にいるような気分です。自分が可愛くてしょうもない。こんな無駄な言葉をユルユルと吐き出してる自分が。…もっと生産的なことしたらどうか?と思いながらも、口から糸を吐きつづける怠惰な快楽。
でも吐く糸が重なって、繭が分厚くなってゆけば、そのうち私の姿は世間から隠されてしまう。自分の言葉を重ねることで、私はどんどん世間から遠ざかる。私の言葉は、私の身の回りにしか結局はないのかもしれない。気が付けば私は言葉を抱えたまま孤立する。
誰に向かって、何の為に、私はこんなことをしているのでしょう…と思う。でも、答えは出ない。答えの無いことも世の中にはある。っていうか、まだ答えが出せる段階ではないだけかもしれない。そこまで成長してないの(笑)。
それでも私はきっとやめられない。こういうこといつまで続けるんだろう、と思いながら続ける。理由はわからないけど、やりたいから。
人生みたいなもんでしょかね。
何の為かわかんないけど、続けたい。死にたいなんて思ったこと一度もないし。でも、死んでしまったらどうしよう、とはいつも思ってる。生きたい、と。思いっきり生きたいと思ってる。
私はいつも自分の生きる場所を探してる。いつも限りなく前向きです。だから時々疲れるけど、ちょっと休んだらまた歩きたくなる。歌うように歩きたくなる。
そういうことなのかも。