なかぞらに

見上げれば、ふたたびの夏
去年より短い髪で風に吹かれて

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女子高の屋上に居し拗ね者の
暑中お見舞い「結婚しました」

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飽くこともなく明日もまた空を見る
あのなかぞらに翳りあれども

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雲の上の空は、いつだって青い。
そのことを忘れないように、私はいつも空を見る。
曇る日もあれば晴れる日もある、そんな空を。