「ありがとう」

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1970年にTBSで放送された表題ドラマの第1シリーズを録画しといたものを今見てんですが(残りあと3話しかない…ううう。終わるのが惜しいぃぃ)。
うーん、楽しいねぇ。もう、すっかりハマってしまってますよ。チータ水前寺清子)もへーちゃん(石坂浩二)もメチャメチャ可愛い。この二人のコンビはホントにイイなぁー。お互い自分だけが片想いだと思っちゃっててなかなか素直になれない二人でさ、そのもどかしさがたまらなくキュートです。
その他出演者も誰も彼も魅力的。
長山藍子の天然ボケはギリギリ(ヘタすると同性から嫌われる寸前)で愛らしいし、岡本信人のこれまたストーカーすれすれのイイ人ぶりにも心温まる。乙羽信子山岡久乃が見せてくれる母の愛は涙もんですしねー(←毎度泣かせどころがあるのよ)。へーちゃんに片想いの佐良直美ってスゴイ濃い物件も見られる。男前の児玉清も。でもって私はなんといってもいっつも驚異的なまでにフラットな沢田雅美の存在がとても好きです(笑)。
いろんな人間関係が軽妙に絡み合っててなおかつ深いのよ。
さすが30集ドラマは違うね。
今のドラマは短すぎかもなーって思うわ。入り込んだと思ったら終わっちゃう、ってんじゃなんだか…ねぇ。
こういうドラマ見てるとスローライフって感じするもんな。

このドラマを最初からちゃーんと見てみよう、って思ったのはもともとはへーちゃん目当てだったんですけど、見てるうちにそんなのとは別な、もっと楽しい思いに浸れました。ホント、良かったです。
泣けて笑えてシアワセになれて、ついでに和服着て茶の間でセンベイ食べながらカルピス飲みたくなるという(笑)楽しい時間が過ごせました。そして、私の幼児期の記憶の中にある、なにか優しい空気の中に漂っているような気持ちもね、思い出した。
そうだ、私は「昭和の子」だったんだ…って。

あ、そうそう。ちょっとした発見なんだけどね、思いがけず児玉清がステキだったのには驚いちゃったですよ(笑)。
長山藍子と新婚さんの役なんだけどさ、「君にラブラブ」みたいな顔するのが巧いんだこれがまた!長山藍子の鼻をチョコンとつまんで「バカだなぁ」なんて優しく言うんだけど~もう、クラッとキちゃう。危うく持ってかれそうだったよ。ヒヤヒヤ。ナイスガーイ♪
誰でも若いときってステキなのかなぁ。
でも、私…若い子なんて全っ然好きじゃないんだけどね。それなのに、現在実年齢が若くもない人の若い頃ってのにどうもヤラレやすい(^^;)。過去に惚れる。こりゃどういう精神構造なんだろなー。我ながら気になりますが。
へーちゃんはねー、児玉清よりは男っぷりがヌケてんの(笑)。
髪型、すごくヘンだし。だってイチキューだもんさ。イチキューってのは1:9分けのことですけど…せめて7:3じゃないと、前髪鬱陶しくないっすか?みたいな。で、必ず後頭部の髪がピョコーンと寝癖みたいにハネてんのね。ポマードのつけ方がヘンだし。
もう、全然キマってない。でも、そこがなんとも言えずキュートなのでした(*^-^*)。

このドラマはテーマの大きな部分にジェンダーとか「男らしさ」「女らしさ」ってのは何か?みたいなものが関わっているのがまた興味深いです。現代の世の中「女らしい」なんて言葉は死語かもしれませんけど、こういう感覚ってもっと大事にしてもいいんじゃないかなぁ、って考えちゃった。
「女らしい」ってどういうことだと思います?それって大事なことだと思いますか?女性にとって職業ってなに?結婚って?
「ありがとう」は、そんな単純だけど深いテーマを織り込みながら優しい人間関係を描く、王道的ホームドラマなのでした(^-^)。

第1シリーズ(警察官編)は昨日で再放送が終わっちゃったけど、来週から第2シリーズ(看護婦編)が始まります。これは視聴率56%を取ったお化け番組らしいよ。CS環境ある方はオススメ!