日本版「奥様は魔女」?!

CSのtbsチャンネルで今週から「奥様は魔女」を初回から放送しているのですが、それなのに地上波TBSでも昼間の時間帯で同じように初回からこのドラマを放送しているので、「うみゅ?なじぇ?」と思ったらなんのことはない。新年からスタートする新ドラマで、これの日本版が登場するということでした。要するに前フリってことね。
で、で、でもっ。この新ドラマのキャスティング…もう萎え萎えなんですよ~。
だって米倉涼子原田泰造だよ?!どうよ?凄くない?
いったいどうしたらあのステキなステキなサマンサとダーリンが米倉涼子原田泰造になるんですか…と製作者に小一時間。
ま、見る気ないので文句言うのもどうかと思いますけど。

とはいえ、あれを日本人で…となるとキャスティングが思い浮かばないのも事実ですね。思い浮かべようと努力すんのも嫌ですが(笑)。
だって、そもそもあれだけ「ディス・イズ・アメリカ」な世界を日本に移そうってこと自体がすでに魅力無いんだもん。
私なんかあれがあの時代のアメリカだからこそ好きで観てるんだよ。別に「奥様が魔女だった」っていうストーリーはどうでもいいっつーか、それが目当てではないんです(変かしら)。だから例えば舞台がパリだったらたぶん見ないんだろうと思うし。
ライフスタイルや調度やファッション…広告代理店の仕事の様子や、朝食に使うミキサーの形や芝刈り機のデザインまで、小さい頃に憧れた濃厚にアメリカ的なディテールが詰まっているから好きなんだもん。
あれが日本に伝わってきた時代の空気まで含めて惹かれちゃうのね。うーんと、なんだか上手く表現できませんが、ある種「大橋巨泉」的な雰囲気。って、わかんないか。うわー全然伝わってない(笑)。
ついでに付け加えれば、原版のドラマの画像全体が醸し出している独特の色調(後付着色みたいなマットな彩色といったらいいでしょうか)ね。あれだからこそイイ!ってのもあるんですよね。あれはもう、ハイビジョンでは表現できないロマンです。

こういうのが何の考えもナシに日本の茶の間(しかも現代の?)に移っただけ、ってのはそりゃもうダメよ。(←「私としては」ってことです)
日本の茶の間よりアメリカ的なものの方が好き、ってんじゃないですよ。日本の茶の間にはまたそれに見合った素晴らしい世界があるのだよーと言いたいのです。ほら、「ありがとう」とかさ(またか(笑))。「時間ですよ」とか(どれも古い)。ま、あえて言わずとも山ほどあるわけで、そういう心性を受け継ぐものの方が欲しいわな、個人的には。優しい、日本的なホームドラマをプリーズ。アメリカン・ドラマの粋はそのままでプリーズ。