詩の極意?

「詩(=言葉)というものは感覚を乾燥してカップ麺の如き状態にして置いておけるもので、そこに湯をかければ(=読むという行為を介在させれば)、たちどころに元の感覚がたちのぼるものでなくてはならないと思う。」
ってのは、ウチの旦那の詩論です(笑)。
あまりにキレイな喩えに嬉しくなったので書きとめておく。
詩には思想はいらない。思想は常に「動く」ものだから。
詩はその時点での点であり匂いであり色であり、「AがBだからC」という道筋を書いてしまったらそれはすでに機能として詩ではないように思います。