妊婦モード維持装置

昨日は産院の母親学級だったんだけど、サボってしまいました。
ちょっと動いただけですぐお腹が張っちゃうんで、出かけるのがツラくって。
母親学級(マタニティスクールとも言う)は、産院や自治体やショップなどでちょこちょこ開催されている、妊婦さんのための勉強会みたいなもんです。妊娠中の過ごし方や栄養の勉強やベビーケアの仕方など教わるもの。
今回は、私はどこのにも一度も参加しませんでした。
初産の時は、あちこちのスクールに行ったんだけどね。旦那も一緒に行って呼吸法のレッスンを受けたり。←立会い出産だったので必要だったのです。
しかし、こういった教室で教える事というのは一度でも実際に子育てをしてる者にとってはいまさら他人から教わるようなこともないんで、行かなきゃ困るというもんでもない。以前の経験から、たいした話聞けるわけでもないのがわかってるし、産院の情報(分娩室見学など)も、私の場合は以前と同じ産院なので、仕組みは知ってるし。
初産の人とはこういうトコでの余裕は違う。
でも、知識や経験があるから、という理由だけでこういう場に参加しないというのもホントは違うんじゃないかと…そういう実質的な部分以外の機能ってのがあるんじゃないか?でもって本当はそっちが主目的なのではないか?と、結局一度もスクールに行かずじまいで過ごしてみてあらためて感じました。

例えばそれは私にとってのマタニティ雑誌の存在に似てるのかも。
現在は「たまごクラブ」「Pre-mo(プレモ)」の2誌だけしかないマタニティ雑誌ですが、10年前は「マタニティ」とか「バルーン」とかあったんだよね…と、ふと思い出した。当時、「プレモ」は無かったが。10年前は少子化時代の中でもプチ・ベビーブームだった年だったので、雑誌も多かったのかな。
当時初産を控えていた私は、そういう雑誌を読むのが妊娠中の数少ない楽しみの一つでした。
毎号律儀に買って熟読していた。初めての経験ゆえの不安感がそうさせたのかもしれないけど、それだけじゃないんですよね。だって今でもそうなんだもん。
どう見ても似たような情報ばかりが繰り返し載ってるだけだし、知識的にはとっくに知ってることしか書いてないんだけど、「たまごクラブ」と「Pre-mo(プレモ)」を毎号買って熟読しないと気が済まない(^^;)。なんというか、そういう雑誌を読んでいると、自分が今あるべき場所にちゃんといるんだという気がして安心するのかも。
精神的に「妊婦モード」を支えてもらってる、っていうか。
妊婦って、どうしたって肉体的にも精神的にも普通の状態ではないわけですよ。
そんな時に、普通の人とずっと同じ場所で立ってるのはキツイ。そりゃ、「甘えちゃいけない」と思うから、自分が妊婦である事は他人様の前ではとりあえず横に置いておくわけだけど、本当はそれは無理がある。
「妊婦であること」が常態な世界ってのが、どこかで妊婦には必要なんです。
その機能を(私の場合は)こうした雑誌が担ってるんだと思う。雑誌のあり方として、これは大変有意義ですね。
母親学級なんかも、知識を得る以上にそういう機能があるんじゃないかな。だからホントは経産婦さんでも参加する意味はあるのよね。出産に向かってモチベーションを高めるためにも。