誰が龍馬を殺したか?

いよいよクライマックスに近づいてきた感のある「新選組!」ですが、先週の放送分を見逃してしまい、土曜の再放送を録画して日曜日に見ましたので、今週は龍馬と伊東さんと平助の死に様をまとめて見てしまいました…(哀)。
平助、壮絶でしたね。中村勘太郎くんはいい役者ですなー。
つか、こないだの観柳斎の最期でも感じたんですが、死に逝くシーンというのは役者も遣り甲斐があるせいか、妙にトーンの違ったキラメキが醸し出されますね。
新選組!」は人死にが多いからそういうのわかりやすいのかもしれないけど、死ぬシーンで(役者の役の入り方に、この期に至って)初めて惚れた!ってなるの多い感じがして(^^;)。
とはいえ、今回もやっぱり一番セツナく胸にキたのは沖田くんでした。
「あいつが逃げるわけないでしょう!?そんなに子供じゃないんだ!」って言った時の沖田くんの悲壮感に満ちた表情が何度も思い出されます。泣けました…。
藤原沖田、ステキすぎです。少年の熱さや青さを持ったまま、誰よりも老成してる。

で、龍馬ですが。
実際問題、龍馬を暗殺した犯人はいまだに誰だかわからなくていろんな想像の余地が入る楽しみがあるんだけど…なんか今回の描き方ってその楽しみが入る余地無くって、ちょっと不満でした。
見回り組の佐々木が実行犯だというのをあれほどきっちり書いてしまってもいいもんなんでしょうか。違うかもしれないのに。
違ったら名誉毀損じゃないのか?殺人犯に仕立て上げてしまっていいのか?
どうしても史実を題材にしたドラマの場合、こういったしょーもないことを思ってしまうのが私の欠点です。エンタメなんだからどーだっていいんでしょうが、そうはいかない自分のこだわりが鬱陶しー(哀)。でも、そう思っちゃう気持ちは拭い去れなくて、心底ストーリーに没頭できなくなっちゃうんですよねぇ。
ぼかして書くことはいくらでも可能だっただろうに…なんてなことを思っちゃうんだけど、それじゃドラマにならないか。誰かがやらなくちゃ話にならないんだろうね。誰がやったんだかわかんないってんじゃ面白くないしな(^^;)。

江口龍馬は、めっちゃめちゃ好きでした。
もう見られないなんて…あうぅぅ(涙)、残念!!
今まで演じられた数多い龍馬役の中で、私の龍馬像に一番近いのが、今回の江口龍馬だったです。
ステキでした。最期の最期まで。
死の間際、薄らぐ視線の先で地球儀がボケてゆくところ…ベスト・シーンでした。
死の瞬間まで龍馬は先の世の中に憧れ続けたという、感無量。偉大なものがその偉大さを知らぬ者の為にあっけなく消されてゆくという、どうしょうもないバカバカしさ。人の世の滑稽。

龍馬を殺した人間は、ものすごい頭の悪い田舎者だと思います。
誰なんだか知らないけど。
日本の歴史を(悪い方に)変えた奴はそいつだ!ってくらいイケスカナイ野郎だ。
いつの世も、龍馬を殺した人間のようなタイプの奴が国を滅ぼすんだろうと思います。悲しいことです。でも、そういう人が大手を振るってゆくんですね世の中って。
おかげさまで伊原剛志が嫌いになりました(爆)←あきらかにトバッチリ…すんません伊原さん(^^;)。