大河に想う

さて。今はまだ午前2時ですが、今日はいよいよ「新選組!」最終回の日です。
この一年、欠かさずに見てきた一人の男の人生が、今夜終わる。
前回の「局長、自ら名乗りを上げる」のシーンで近藤勇は誠の武士として完成した、という感がありました。(このシーンはほんとう~に感動しました、私。涙滂沱。)
局長があの表情を出せるまでになったその道のりが、すなわちこの1年間に描かれていたわけで、それは最終回にはさらに昇華してゆくのだろうと期待しています。武士になりたくて踏ん張って踏ん張って、結局は武士とは認められずに散ってゆきながら、その実、誰よりも立派に武士であった男として、きっと格好良く逝ってくれるだろうと。
ってことで、お願いだからマトリックスCGはナシで頼みますよ>演出さん。

こんなに楽しめた大河は何年ぶりだろう。本当に、去りがたい魅力があります。
(私がめちゃめちゃハマった大河は「黄金の日々」だったのでほぼ30年ぶり?!)
三谷版「新選組!」には、史実に忠実なことばかりではなくて歴史好きの人たちを鼻白ませる部分も多かったのかもとは思うけど、それにしても「このドラマは全然駄目!」と切り捨てたような評価をする人が思いのほか多かったのが不可思議です。視聴率もあまり良くなかったみたいだし。
面白かったのになぁ。
大河って難しいよね。客層が多岐にわたるし。でも、今回の大河で幕末の時代に興味をもった子供は多いと思うので、そこは良かったかも。いや、べつに子供向きの内容だったというわけではないのだけど。
ともかく、三谷さんの脚本には愛を感じました。新選組を好きで、よく知っていて、その個々人に愛着を持っているのをひしひしと感じるような暖かい脚本で。一年間、ご苦労様でした。

さっき、スマステ観ていて、三条河原でのシンゴちゃんのモノローグに、泣きそうになっちゃった。あんなふうに顔の見えない無数の人間の視線の先に、その昔、晒されていた男のことを想って。
唐突ですが山崎役の桂吉弥さんは爆笑問題の田中に似てますが、実は黄磊にもちょっと似てますねぇぇ。カワイイです。