村山知義のお宝本

先日、古書オークションで手に入れた本が今日手元に届きました。
うっ…うれしぃぃ(涙)。
こちらの本です。↓

f:id:freaky47:20200415154619j:plain

村山知義・著「カンディンスキー」(アルス美術叢書)です。
私の大好きな村山知義が大好きなカンディンスキーについて語っているんですからして!これはもう!
とはいえ単なるカンディンスキー評に終わらないのがTOMの良いところで、この本にはTOMのベルリン時代の思い出話や、当時の友人がバウハウスを訪れたときのエピソード、舞踏と芸術表現についての考察など他の人では絶対に書けない内容がたくさん書いてあって、イカしてます。

カンディンスキーを解説しながら、カンディンスキーに心酔してるわけでもないフラットな視線もさすが(?)です。出だしからして「カンディンスキーニジンスキーの区別がついてなかった」つー天然な告白から始まるお茶目ぶりですから(笑)。
しかしながら文章が詩的なことこの上なく、最初から最後まで本当にワクワクしつつ読みました。
私にとっては本当~にお宝本です。
縁があって良かったです。

大正14年刊の初版本(つか、たぶん再版はしてないと思う)なので手にとると崩れそうなくらいすでにボロボロなんですが、そんな遥かな時を超えて私たちは巡り合えたんですよね。そんなことを思うと、感激で目頭が熱くなります。

きっと大事にしますよ。