「ドグマ」

ドグマ [DVD]

ドグマ [DVD]

  • 発売日: 2001/03/23
  • メディア: DVD


カソリックおちょくり映画ですが、冒涜、という感じはしないです。
むしろ堅苦しい本質的でない部分をやんわりと避けて、大事な部分をちゃんと残してる。
ちょっと暴力描写は過剰ですが、言いたいことは案外優等生的かな?とさえ思います。
私の印象ではカソリックの方がこういう悪ふざけには寛大な気がするんですけど(最高組織のお偉方は別ですが、一般的には)、アメリカでは上映禁止運動が起こったらしいですね。それってアメリカだから、って気がしないでもないけどね。
ま、映画自体が宗教をバカにしようとかいう意図で作られたものではないんで、目くじらを立てるのはオトナゲないでしょうな。冒頭にくどいほどの「断り書き」が出てますが(笑える)、あれ自体がすでにパロディですね。
聖書を題材にしてますけど、キリスト教圏ではフツーに常識的な知識なわけですからパロディもすごく作り易いんだと思います。


天国を追放された堕天使2人組(マット・ディモンとベン・アフレック)が、天国に戻る抜け穴を発見してしまった。彼らが天国に戻ってしまうと神のドグマ(教義)に矛盾が生じてしまう!すわ、一大事!
ということで、それを阻止しようと、大天使メタトロンアラン・リックマン)、キリストの遠い末裔ベサニー(リンダ・フィオレンティーノ)、預言者ジェイ&サイレント・ボブ(ジェイソン・ミューズ、ケヴィン・スミス)、黒人使徒ルーファス(クリス・ロック)、ミューズ・セレンディピティサルマ・ハエック)がドタバタを繰り広げながら彼らが天国に戻るのを阻止する…というお話です。で、最後に神(アラニス・モリセット)まで出てきます。
ナニゲに豪華キャストw
ってか、私がビックリしたのはジェイ&サイレント・ボブ(「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」というおバカ映画の主人公二人組)が出てたことですよ!
え?え?なんで?このキャラが?…と思ったら、この映画ってケヴィン・スミス(サイレント・ボブご本人)の監督作品だったんですね!
ケヴィン・スミスって自分の作品にはみんなジェイ&サイレント・ボブを出すんだってね。初めて知ったよ〜。



アラン・リックマンは天使やってますw
なんかもーこの人の芸の幅の広さったらないですね。苦虫噛み潰したような顔した天使ですが、チャーミングだ〜。
天使の羽がすっごいの。バサバサバサ!って感じの重量級。
それが拡がったり閉じたりするさまはなぜかエロかった(汗)。←ナニを想像しているんでしょうかこのヒトはっ。
下半身モロ出しシーンは全然エロではないんですけどね(天使に性別は無いので下半身はバービー人形と同じ仕様になってるのだ!)。
この天使メタトロンは「神の声」を代弁する天使なんですよ。神様の声は直接人間が聞くと心臓が破裂してしまう(それほどのパワーがある)ので、代わりにメタトロンが神のメッセージを人間に伝えるのです。
えーと、要するにあのまったりしたヴェルヴェットヴォイス(この短い単語中に「ヴ」が3つもあるよ!)で神のお告げは語られる、と。せくしー!